(おまけ)

||おまけ②:【狐の手袋】で五十音(抜粋)||

▼は:ばいばい


(コウキを連れて帰ると黄瀬と紫原が駄々をこねて赤司の怒りに触れた後)
黒子「じゃあ僕等は帰りますね」
赤司「あぁ」
紫原「コウちん、またね…」
緑間「悄気るな」
青峰「あーこっちにも鬱陶しいのがいるぜ…」
黄瀬「うー…コウキっち、バイバイ…」
コウキ「ばいばい…?(首を傾げる」
黄瀬「…え、コウキっち、バイバイ知らない?」
コウキ「ばいばい、知らない」
黒子「まぁ、最近(?)の言葉ですからね」
緑間「知らないのも無理はないだろうな」
紫原「そっかー、コウちん、バイバイ知らないかー」
コウキ「知らないと、駄目?(泣きそう」
青峰「んなわきゃねーよ。これはなぁ」
黄瀬「大好きな人と別れる時の挨拶なんス!」
青峰「っておい」
黒子「…あぁ、また何か言い出した」
コウキ「大好きな人と…? さよならとは違うの?」
黄瀬「んー。さよならだとちょっとお堅いって言うか、バイバイは親しい人と別れる時に使うんっスよ」
緑間「…まぁ砕けた表現という意味では合っているのだよ」
コウキ「じゃあ、みんなにばいばいするのは、合ってる?」
黄瀬「大正解っス!」
赤司「おい、誰か突っ込め(イラァ」

コウキ「(そっか…大好きな人には、ばいばい、なんだ)」


>心に零されたさよならの真相





▼や:約束


黄瀬「そんなわけで、約束っス!」
コウキ「うん、約束(にこ」
黄瀬「………ん?」
コウキ「ん?」
黄瀬「前みたいに、おでこにちゅってやってくれないんスか?」
コウキ「あ、えっと、あれは征十郎が駄目だって」
黄瀬「えーなんで!?」
コウキ「あれは、赤司家秘伝の約束の方法だったんだって。だから、他の家の人にしちゃ、ほんとは駄目なんだって(真剣な顔」
黄瀬「(嘘だ…っていうか絶対あれだ、自分はしてもらったことないからっていう、嫉妬だ。絶対そうっス)」
(以前、約束と称してコウキが誰彼構わず黄瀬達に額にキスをしている様子を偶然見た赤司のあの顔。コウキに言わせるとセイとそうして約束していたらしいが、どうやら赤司は知らなかったらしい。一瞬よぎった殺気に背筋の凍る思いがした)
コウキ「えと、だから、ごめんね?」
黄瀬「あぁ、うん…じゃあしょうがないっスね!(…しかし赤司っち…なんてベタな…)」


>赤司「くしゅっ…風邪か?」(お父さんは許しません)





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 20120817





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