巫山の雲雨




「も、そこは、っァ、だめ、ッ…」
「止めて欲しいか?」
「ぅ、んっ」
「そうか」
「…は、ぁ……」
「―――なんてな」
「ひッ、あぁ! ばか…ッ」

(落ち着け騎士王。あれはマッサージだ。そう訊こえなくても、あの金髪の顔が憎たらしいくらいに生き生きしていたとしても、他の誰もが見て見ぬ振りをしていたとしても、あれは、断固として、行為自体は、マッサージだ…!)





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