おまけ
「か、わい…!!」
「静かにするのだよ黄瀬。起きられたら後が怖い」
「でも、でも…!」
「黙れっつってんだろバカ。俺はまだこの寝顔を見ていたい」
「峰ちんキャラ崩壊ー。でもその気持ちすっごく分かる」
「まぁ、とにかく。桃井さん、グッジョブです」
「でしょ! でしょ! テツ君なら喜んでくれると思った!」
きゃっきゃと楽しげなキセキの世代達は、桃井の、
赤司君見つけたよ!とのメールに残っていた昼食を急いでかきこむと、桃井が教えてくれた場所に来てそこにある光景に心底驚いた。と同時に、感動してもいた。
でも来るなら静かにね。
じゃないとメニュー五倍が待ってるよ・v・
「赤司っちマジ可愛い。なに、なんなの、天使?!」
「いつも悪魔だからその差が激しいのだよ」
「俺この寝顔見れるんならメニュー五倍はこなせる」
「俺もー」
「っていうか桃井さん、赤司君にバレたら貴方も怒られますよ?」
「んー、それは分かってるんだけど」
それでも、と思ったのだ。
「こんな幸せな光景は、みんなで共有しないと嘘じゃない」
みんなで幸せに浸りたいと思ったんだもの。
赤系統の三人、赤司、火神、桃井ちゃんが仲良ければなって思ってできたお話。